| 「こ、こ、ここはどこだー!!!!」 |
|
| 「あら、良牙君じゃないの。いらっしゃい。」 |
| (以下、良牙→り、 なびき→なで表記します。) |
| り「あれ!?なびきさんがいる…ということは、ここはあかねさんのいる天道道場!?」 |
| な「残念だけど、風林館高校よ。」 |
| リ「しまった…俺としたことが、あかりちゃんと待ち合わせをしていたはずなのに、別の場所へと迷い込んでしまっ |
| たのか!?ああ、あかりちゃん…」 |
| な「まあ、落ち着きなさいって。座ったら?」(なびき、良牙に椅子に座るように進める) |
| り「はあ…。」(良牙、大人しく座る。) |
| な「良牙君も、今晩家でやるクリスマスパーティに出席するんでしょう?」 |
| り「あ、はい。それで遅れてはいけないと思ってあかりちゃんと待ち合わせをしてたんですけど…。」 |
な「待ち合わせって…パーティまであと5時間はあるんですけど。
良牙君もいつも大変ねえ。」 |
| り「はあ…。」(良牙そういって、ため息をつく) |
| な「ま、でも安心して。あたしが連れてってあげるわよ。家まで。」 |
| り「ほ、本当ですか!?」 |
| な「ええ。きっとあかねも喜ぶわよ。あかねもね、みんなでパーティすること楽しみにしてたから。ほら。」 |
| (なびき、そう言ってわざとらしくファイルから写真を取り出す。) |
| な「これね、道場に飾ったクリスマスツリーの前で嬉しそうな顔して笑ってるあかねを取ったのよ。生写真ね。」 |
| り「あ、あかねさん…。(良牙、写真を食い入るようにみつめる、が、) |
| でもこれ…なんかあかねさんの横に映ってる何かの部分をはさみでぶった切ったような…?」 |
| な「気のせいよ。」 |
| り「き、気のせいですか?」 |
| な「そうよお。ひどいわあ、せっかく今朝取った写真を乱馬君より早く良牙君に見せてあげたのに…」 |
| (なびきはそう言って、ため息をつきながらファイルに写真をしまおうとする) |
| り「待ってくださいッ。それ、いくらですか!?」 |
| な「え?良牙君、この写真そんなに欲しいの?」 |
| り「あかねさんのそんな笑顔の写真ッ…いくらなんですか!?」 |
| (良牙、ずずいっとなびきに詰め寄る。) |
な「良牙君…うちの妹の写真をそんなに欲しがるなんて…なんていい人なの?
(なびき、涙をそっと拭きながら) |
| 大丈夫、良牙君があかねの写真を買ったなんて、あかりちゃんには絶対に秘密にしてあげるわ…1500円。」 |
| り「…。」(良牙、1500円を素直に渡す。) |