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いつなのよ?

「おい、デートするぞ!」
「は?」
「いいから!するのかしねえのかどっちだ!」
「べ、別にいいけど・・・」

 

ある金曜日の夜。
部屋で本を読んでいたあたしの元に、突然乱馬がやってきてそんな事を言ってきた。
彼の言葉を察するに、一応あたしをデートに誘いたいらしく照れてぶっきらぼうになっているだけみたいなんだけど、これじゃあまるで「喧嘩ごし」。
はっきり言って、喜んで良いのか悪いのか分からない。
それでもあたしが「OK」の返事をすると、
「お、お前がそこまで言うなら俺もしてやってもいいぜ」
「あんたが誘ってきたんでしょうが。何言ってんの」
「う、うるせえなっ。と、とにかく公園の時計の下に来い!」
とか何とか言いながら、乱馬は、まるで逃げるかのようにあたしの前から去っていってしまった。
「あ、ちょっと!」
あたしは慌てて去った乱馬を追いかけようとするも、既に彼はお風呂へ入ってしまった後。
あたしはやれやれ、とため息をつきながら再び部屋に戻った。その際、ちらりと部屋の時計へと目をやると、時刻は午後九時を指していた。
「・・・」
あのね、乱馬。
デートに誘ってくれるのは嬉しいし、待ち合わせ場所もわかったわよ。
でもね、
・・・「いつ」デートをするのか教えてくれないと、あたしは待ち合わせ場所に行けないじゃないの!
そりゃ、今は午後九時だしこれからデートって訳じゃないとは思うけど。
・・・
照れ隠しとはいえ、どこかこう、ビシッと決まらないんだよなあ。
ま、そんな乱馬は嫌いじゃないんだけどね。
「・・・明日の朝、聞いてみよう」
明日は土曜日だし、あさっては日曜日。となると明日か、きっと明後日だろうな。でも今日言っていたって事は多分明日、かな?
そしたら、洋服、今日のうちに選んでおかなくちゃ。
きっかけや誘い方はどうであれ、乱馬とデートだもん。少しでも可愛いカッコ、したいもんな・・・
「・・・」
あたしはそんな事を思いながら、自分の部屋へと向かったのだった。


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