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FBC 1

あたしの名前は、天道あかね。
都立の風林館高校に通う十六歳の女子高生。
あたしは一年生ながらも女子バスケ部を設立、そこでキャプテンをしてる。

コーチは、うちの学校の校医でもある、東風先生。
毎日放課後、二時間。
先生はあたし達女子バスケ部に親切丁寧にバスケを教えてくれている。
でもうちのバスケ部、驚く事に経験者が…ゼロ。
キャプテンのあたしは、中学までは格闘技一筋。
この間も、練習試合で対戦相手の男子バスケ部の男の子達を思わず本気でブロッキング。
五名中三名を気絶させてしまった。
そんなあたしを筆頭に、
元新体操部の小太刀、
弓道部の右京、
バスケ自体をあんまり良く知らない、帰国子女のシャンプー、
吹奏楽部のゆかに、英語部のさゆり。
…と、「何でこのメンバーでバスケ部が?」とも思えるメンツで、うちのバスケ部は成り立っている。
まあ、元々が勉強第一の進学校、中学で運動部に在籍してた人を探す方が難しいような学校だから、仕方ないんだけど。
というか、経験者がいればあたしがキャプテンをしてるって事はないわけで。
経験者はいないし、それになんていうか…「物事、やって見なけりゃわからない!」それがあたしの信念と言うか。
だから、話し合いになればなんでも手を出し口も出すあたしは、例え経験者がいても黙っていられなかったかもしれないな。
うん。

そんなあたし達バスケ部を、あんまり良く思ってないのが男子バスケ部。
こっちは昔っからある都内でも強豪の部で、それなのにあたし達に練習場所を半分取られた、とお冠らしい。
でも、そんな男子バスケ部と練習試合をしたりたまに稽古をつけてもらったりしてもらえるのは、
元うちの高校の男子バスケ部出身の東風先生と、一年生ながらもバスケ部の副キャプテンをやってる、あたしの幼馴染…早乙女乱馬のおかげ。
「はあ?バスケ?おめーが!?」
…あたしが初め「バスケ部をつくる」といった時、
「何でバスケ部作ろうと思ったんだ?」
「な、何でもいいじゃない。そうね、しいて言えば面白そうだからかしら」
「…おめー、だいたいバスケのルールなんて知ってんのかよ?」
そんな風に心配してくれた乱馬に、
「あんたの試合見に行った事あるから大体はわかるわよ!任せなさいって!」
そう答えたはいいものの、
この間の練習試合では、強烈なブロッキングのせいで気絶者を出す事三名、ダンクシュートを決めてみようと勢いよくボールを持って飛び上がったはいいが、ゴールを損壊。
「一ゲームで反則退場させられる奴なんて、初めてみたぞ」
と、試合後の帰り道、家につくまでそう笑われつづけたあたし。
「やめとけば?オメーには格闘技の方があってんじゃねえか?」
「うるさいわねッ。やるって言ったらやるのよッ。だから乱馬、練習付き合ってよ」
だからあたしは、乱馬に部活後も稽古を頼んだりして、日々バスケの練習&ルール勉強に勤しんでるわけだ。



…でも。
あたしがバスケを始めた理由は、皆には内緒。
『たまたま乱馬に用があって向った体育館で見た東風先生が、一人、スリーポイントシュートを決めた姿がめちゃくちゃかっこよかったから』
実はそんな単純な理由だったんだけど、何だかそんなの恥かしくて言い出せない。
それに、東風先生は、あたしの一番上の姉・かすみ姉ちゃんの婚約者だし。
そんな事いって妙な誤解されるのも困る。
そう、妙な誤解。
「あたしが先生を好き」
そんな誤解、されたら困る。だから…絶対にそれは内緒。
何でも話し合える、幼馴染の乱馬にも内緒。
何だかよく分からないけど、乱馬には絶対に知られたくない。
あたしはそう思った。

 


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