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大地の守人<アースガーディアン>

他のメンバーの鍛錬がどうなっているのか、ということも気になるタクトであったが、
それよりも自分の鍛錬はどのように行なわれるのか・・・それが何よりも気になって仕方がなかった。

自分の力を過信するわけではないが、いわゆる「大地属性魔法」と呼ばれる魔法のうち、一般的なものはほぼ、習得している。
属性魔法に上級魔法があるのは知っているが、第一、上級魔法を使わねば倒せないような相手と今まで出会っていない。
ゆえに、上級魔法に関しては、知識のみにとどめる程度であった。実際、それで事足りている。
だとすれば、その部分の修行か?
それとも、魔法はもう良いので剣の修行になるのだろうか?
それならそれで構わないが・・・その相手は、アースガーディアンで適当なのか?
・・・

分厚い岩壁の先、タクトは広い草原のような場所にたたずみながらそんなことを考えていた。
分厚い岩壁と、柔らかな草木が生い茂る草原。
そのギャップに少し戸惑うも、タクトは両足でしっかりとその大地を踏みしめる。

・・・正直言って、タクトは他のメンバーと「戦いに挑む理由」が異なっている。
タクトにとっては、世界がどうだとか、あかねがどうだとか、そういうのはあまりピンとこない。
ただ、「大切な人々を傷つけ、欺いてきた輩を許せない」という思いに駆られて、今こうしてここにいるのである。

唯一の肉親である祖父・神楽を昏睡状態に陥れた男。
里の皆も欺き、タクトにも兄だと偽ってその懐に入り里を混乱に陥れた男。
そして…年老いた者やまだ幼さの残る少女にも非道な行いをし命を平然と奪う男。

真之介と決着をつけなければならない。
人々の善意や優しさを踏みにじり、そして心を引き裂いた男と、決着をつけなければいけないのだ。
里の皆の為にも、そして…自分の為にも。タクトはそのような思いに駆られて、今、この場所に立っているのである。

「…さあ、始めよう!俺は…ここにいるぞ!」
タクトは腰に差していた剣を引き抜き、両手で構えながら大きな声で叫んだ。

 

と、その時だった。

『…大地の加護を受けし青年よ。我が鍛錬を受けるということは、命を賭す覚悟であるということで良かろうな?』

ふわり、とした風に乗って、その風とは相反した重々しい声がタクトの耳に飛び込んできた。
「当たり前だ!」
タクトは剣を握る手に力を込めながら、その声にこたえる。
『我が名は、アースガディアン…我が鍛錬を乗り越えることが出来たなら、お前にこれまで以上の強力な魔力を与えよう』
声の主・アースガーディアンはタクトにそう語りかけると、突如その姿をタクトの前に現した。

「わっ…!」

突如タクトの目の前に現れたのは…なんと、タクトと同じ年頃のようにも思われる、一人の女性だった。
金色の美しい髪を腰のあたりまで伸ばし、真っ白な布のようなドレスを身に纏っている。
手には、ロッド。タクトたちをここへ誘ったガーディアンと同じ、いやそれよりももっと深いブルーの瞳をしていた。
思わず、ため息が出る様な美しい出で立ちである。
とても、先程までタクトに語りかけていた重々しい声の主だとは思えない。
「…」
これは一体、どういうことだろうか。タクトが思わず剣を下ろして女性を見つめると、

『…大地の加護を受けし青年よ。見た目が全てと思ってはならない』
「!?」
『お前の瞳に映る私と、お前の耳に流れる声…その差に戸惑っているのだろう?だが…』
女性はそう言って、手にしていたロッドを天に翳した。すると、

ゴゴゴゴ…

女性は一瞬にして、醜くも強大な土の人形のような物体へと姿を変えた。
一瞬でタクトを踏み潰してしまいそうな、巨大な物体。
以前…書物ではあるが、タクトは目にしたことがあった。
これはもしや、「ゴーレム」とよばれる土の人形ではないだろうか?

「これは…ゴーレム…」

ゴーレムは、土や砂、塵などを集めた集合体で、その作成には術者の強力な魔法と、呪文が必要である。
また、強力な魔道士であれば、戦いの時に呼び出して共に戦うことも出来るという。
これはいわゆる、一般的な魔法ではなく「上級魔法」の一種だ。それも、ただの上級ではなく、「最上級」レベルのもの。

タクトも、書物では目にしたこともあるし一応は知識はあった。
だが、勿論の事、ゴーレムを呼び出して戦うようなこともなかったし、呼び出すための呪文も自分では唱えられない。
しかも、ざっとしか目を通していないために、「どうやってこれを生み出すか」は頭に入れていても、「これをどうやって倒すか」はほとんど覚えていない。大変厄介な状況である。

「…」
…それにしても。
恐らく、祖父であり世界の三大魔道士の一人とされている神楽でさえも、もしやゴーレムは見たことがないのではないのだろうか。
実は非常に危機的な状況ではあるけれど、タクトはそんなことを思いながら目の前のゴーレムを見上げる。
すると、

『…こちらが私の本来の姿、といえば納得いくだろう?』
「そ、それは…そうだが…」
『真実を見抜く心…惑わされぬ心…お前がそれを得ることが出来た時、お前に我が僕『ゴーレム』と共に戦う力そして生み出す力を授けよう』

ゴーレムに姿を変えたアースガーディアンはそうタクトに言い捨てると…突如、その巨大で重々しい腕を振り上げ、タクトに襲いかかってきた。

「!」
ヒュン!

巨大な身体にに使わない素早いスピードでの攻撃。タクトは慌てて身をかわし、剣を構える。
ゴーレムは、そんなタクトの身体を捉えるべく、息をつく間もなく腕を足を振り上げては攻め込んできた。
「くっ…!くっ…!」
タクトは反撃をしたいとは思えども、ゴーレムの素早く、そして強力な攻撃のせいでそれを凌ぐのがやっとだ。
そんなタクトに対し、

『どうした、大地の加護を受けし青年よ。それでは私は倒せない』
ゴスッ…

ゴーレムは無慈悲にも攻撃の手を緩めることなく、タクトのボディに何度もその拳を入れては、攻め込んでくる。

「うわっ…!」
ドン!
タクトの身体はゴーレムの拳に吹き飛ばされ、少し離れた地面へと叩きつけられた。
勿論、それでゴーレムの攻撃が止まるわけではなく、吹き飛ばされたタクトの元に、ゴーレムは近寄ってくる。
攻撃のスピードは速いようだが、物理的に地面を歩く速度だけは、どうやら遅いようだ。
ほんの数秒かもしれないが、命拾いをした。タクトは持っていた剣を地面に刺し、ゴーレムが近寄ってくる前に何とか立ち上がる。
そして、

「…大地の雷をここに!ロックブレイド!」

ゴーレムに反撃するべく、自分が知りえる攻撃魔法を唱える。
呪文詠唱と共に、タクトの周りの地面が無数の岩の礫となって浮き上がり、やがてそれが雷が地に落ちるかのようにゴーレムへと降り注がれた。
ところが、通常であればそれで敵へ大ダメージを与える攻撃魔法も、ゴーレムには何の影響もない。
寧ろ、大地の加護を受けた土人形に、岩の礫の雷など効くはずもないのだ。

「ならば…アースクエイク!」

礫が効かぬなら、大地を揺らせ。タクトは自分が知りえる中でも強力な呪文を再び唱えた。
ところが、

ズーン…
ズーン…

「!?」

ゴーレムは巨体を上手く揺らし、揺れる大地をもろともせずにタクトの方へと進んでくる。
それに加え、何故かゴーレムの足元にはアースクエイクによる地面の隆起が起きていない。
…どうやら、大地の加護を受けた土人形は、大地を上手く操作する力も備わっているのかもしれない。

「っ…」

大地の魔法が効かないのならば、剣で立ち向かうしかない。
タクトは大きく息を吸うと、自分に向かってくるゴーレムに向かって勢いよく切り込んでいった。

「せやああ!!!」

ギン!

タクトは、ゴーレムの攻撃の隙を縫って勢いよくその頭部に剣を切り込んだ。
ところが、

『…私は、剣では切れぬぞ!』

ゴスッ!

「ぐわっ…」

確かに剣先は頭に切り込んでいるというのに、タクトの剣が離れた瞬間、再びその切り込んだ部分は元に戻ってしまった。
その上、それに驚いているタクトの隙を突き、ゴーレムは強い一撃をその身体に加える。
タクトの軽い身体は、また遠くへと吹き飛ばされた。

「くっ…」

それでも何とか剣を立てて立ち上がり、タクトは構えた。
そんなタクトに向かって、ゴーレムは容赦なく歩み寄ってくる。

「…」
…全く、歯が立たない。このままでは、やられるのは時間の問題だ。
タクトにもそれは痛いほどわかっていた。だが、魔法も使えず、剣の腕もたたなければ一体どうすれば良いのか。
タクトは、迫りくる時間の中で必死に頭を巡らせた。
そして…何とか、自分が昔書物で読んだゴーレムの項目の内容へ思いを馳せる。

『ゴーレムは、術者がその魔法をもって生み出した土人形。ゆえに、術者が魔法を解けば、ゴーレムも動かなくなる。
ゴーレムには、術者が「生の力」を与えた証として「emeth」という呪文が必ず書かれている』

「ええと、あとは…」

タクトは、覚えている限りの情報を頭の中に呼び出していた。
が、気持ちが焦れば焦るほど、考えがまとまらない。必死に頭を巡らせても、それ以上の項目を思い出せないのだ。
自分には必要が無いと思って、流す程度にしか読まなかったことが仇となっていた。

「っ…」
焦りながら、タクトは向かってくるゴーレムとの距離を測る。
ゴーレムは、もう数メートル先までタクトに迫っていた。
だが、自分の記憶は全く蘇る兆候はない。

「このままでは…」

このままでは、本当にここで死んでしまう。ゴーレムに倒され、鍛錬はそこで終了だ。
せめて、何か対抗できる手段はないか。
大地魔法が使えないなら、他の属性魔法はないか…殆ど他の属性魔法など使ったこともないし知識もないので、明らかにそれは無理だ。タクトは自分の不勉強さを恨んだ。
ならば、大地魔法でゴーレムの隙をつけるものはないか…

「ストーンブラストは、礫の嵐。アースバンは大地を割るものだし、ポイズンメスは毒を生み出して生物の命を奪うものだし…」
タクトは、自分が知りえる魔法でゴーレムにまだ使っていないものを思い浮かべては、必死に対抗策を考えた。
が、全く適当なものが見当たらない。

ゴーレムは、残りあと数メートル。
そちらにちらちらと目をやりながら、タクトは必死に頭を巡らせていた。

 

と、その時だった。

「…待てよ?ポイズンメス…」

あれこれと魔法を口に出していたタクトは、ふと口に出した魔法に「あること」を感じた。
そして、自分に迫りくるゴーレムに目をやり…またそこで考え込む。

『私は剣では切れない』
確かにゴーレムはそう言った。実際に、タクトの剣ではゴーレムを切ることは出来なかった。
ということは、ゴーレムを倒すのは剣ではない、ということだ。
では、一体何か?
『真実を見抜く心』
…最初に、ゴーレムはタクトにそう言った。剣では倒せない。そして大地の魔法では通用しない。
だけど、他にゴーレムを倒せる手段がある。
何かにタクトが気付いたとき、ゴーレムを倒せるということだ。
そう考えた時…タクトには、一つ思いついたことがあったのだ。
そのヒントが、『ポイズンメス』という魔法。

ポイズンメス、は大地から毒を発生させ、その毒で敵の生命を奪うという謂わば「死」の魔法。
ポイズン、は毒。メスは死を意味する言葉だ。

その魔法自体とは無関係だが、ゴーレムの身体には確か「emeth」という言葉が刻まれている。
これは、術者がゴーレムに「生」の力を与えた証。つまり「emeth」は「生」という意味だ。

…ならば!

「…」

タクトは、剣を構えて迫りくるゴーレムを見つめる。そして素早くゴーレムの全身に目を走らせると…

「…あった!」

emeth、という言葉が、ゴーレムの左上腕部にしっかりと刻まれていた。
タクトはその存在を確認すると、

「せやあああ!」

自分からゴーレムに向かって勢いよく走り出した。そして、ゴーレムの攻撃を何とかかわしながら、その左腕へとしがみつく。

ガスッ…
ガスッ…

ゴーレムは、自分の左腕にしがみついたタクトに容赦なく、右こぶしでのパンチを食らわしていく。
「くっ…くっ…」
拳は容赦なくタクトを襲い、その視界を、力を奪う。
顔は腫れ、頬や、しがみつく腕からは血も流れていく。
それでも、ここで離れるわけにはいかない。タクトは必死で左腕にしがみつき続けた。
そして、「emeth」と書かれたその呪文の、頭の「e」の文字へと剣を突き立て、

「大地の加護を受けし人形よ…その役目を終えて、大地へ、還れ!!」

ガリッ…!

タクトは剣に力を入れて、その「e」の文字を剣で削り取った。
ゴーレムの腕に刻まれた文字は、「emeth」から「meth」と変わった。
その、瞬間だった。

「!?」

サラサラサラ…

それまで容赦なくタクトを襲っていたゴーレムの拳が、急に砂山が崩れるが如くその姿を変えた。
そして、
ゴゴゴゴゴゴ…
ゴーレム自体も、大地を揺るがすような音と共に…その場へとまるで砂のように崩れ落ちてしまった。

 

…そう。
タクトは、本の知識を思い出したわけではないのだが、ゴーレムを倒す方法について思い当たることが出来たのだ。
ゴーレムには、「emeth」という「生」の言葉を刻むことで土人形に命を吹き込むことが出来る。
その「emeth」の頭の文字「e」を取ると、「meth」。つまり「死」を意味する。
ゴーレムは、「emeth」の「e」を取ることで、「meth」、つまり「死」を刻まれて、人形としての命を終えるのである。
ポイズンメス、のメスでヒントを得たタクトは、何とかぎりぎりの所でその発想へとたどり着いたのだった。

 

そうこうしている内に。

「うわ!!」

ゴーレムを倒したのは良かったが、
そのゴーレムを構成していた大量の土や砂のせいで、タクトはその中に埋もれてしまいそうになってしまった。
何とか手を伸ばそうとするも、次から次へと大量の土砂がタクトに降りかかり、やがて息も出来なくなってしまった。
せっかくゴーレムを倒したのに、自分は結局ここで死んでしまうのか。
タクトはその無念さに意識を失いかけながらも悔しさを滲ませていた。

 

が。

 

『これで鍛錬は終わりだ』

意識を失いかけたタクトの脳裏に、ダイレクトにそんな声が響いた。
そして次の瞬間、それまで土砂にまみれた周囲が一変し、目の前が真っ白になった。
これは気を失ったわけではなく、どうやら意図的に視覚を操られているようである。
その上、

「…身体が、軽い…」

目の前が真っ白になると同時に、先程ゴーレムに攻撃されて受けた体の大ダメージ…頬や腕、身体の傷や痣、痛みがどんどん和らぎ、あっという間に元通りの自分の姿へと戻ったのだった。

タクトは、改めて自分の手を動かしてみてその動作を確かめる。
そうこうしていると、

『大地の加護を受けし青年よ。約束通り、お前にゴーレムと共に戦う力と、そして生み出す力を授けよう』

再び、タクトの脳裏にそんな声が響いた。
この声は、アースガーディアンだ。

『大地の加護を受けし青年よ…見た目に惑わされず、物事の真実を見抜く力を忘れるな。そして己の無知を知れ』

アースガーディアンがそうタクトに語りかけた瞬間、突如タクトの左腕がポウ、と白く光った。
タクトが光に目をやると、何と今までそこに何もなかったのにも関わらず、その部分に何やらシンプルに光る腕飾りが填められていた。
腕飾りの中央に、あめ色の美しい宝玉。シルバーの飾り本体には、ルーン文字のような模様も刻まれている。

「これは…」
タクトがその腕飾りを指でそっと撫でると、

『我が鍛錬を受けた証。その腕輪はお前の魔法を増幅させて、そしてこの先お前を助けるもの』
「…」
『強く念ずれば、ゴーレムはお前の力と成りえよう。ただし、お前が先ほど我がゴーレムを倒したように、知識あるものならばゴーレムを倒すことが出来ることを忘れるな。ゴーレムはお前の魔力の鏡。簡単にそうさせないためには、お前自身の魔法を、剣を磨くことが必要だ』
「俺の…鏡…」
『己の無知を知れ。知識に上限はない…得ることを忘れた者に成長はない。それを忘れるな』

アースガーディアンはタクトにそう問いかけると、それ以上は何も語らずにその存在を消した。
そしてその瞬間、

 

「!ここは…!」

 

それまで真っ白だった目の前が、急に岩壁の薄暗い空間の風景へと姿を変えていた。
どうやらここは、鍛錬に入る前に立った洞穴の最奥部。
タクトは、鍛錬に入る際に触れることで中へと誘われた厚い岩壁に触れた。
岩壁はもう硬く冷たく姿を変え、その中にタクトを誘うことはなかった。どうやら本当にこれで鍛錬は終了したようだ。
タクトは左腕の腕飾りの存在を感じながら、そのまま洞穴の入り口へと歩く。
入り口から入り込む光で、どれくらい時間が経っていたのかはわからないが、久しぶりに外の光景が見えた。
少し先には、タクトたちをここへ導いたガーディアンと、王子以外の三人の仲間が既に揃っていた。
彼らの腕にも、タクトと同じような腕飾りがある。どうやら、彼らも無事に鍛錬を終えたようだ。

「…」

己の無知を知れ。得ることを忘れた者に成長はない…アースガーディアンの言葉が、タクトの胸に深く深く響いていた。
確かにこれまで、どこかで自分の力や、知識におぼれていたところはあったかもしれない。
この鍛錬だって、一体何を鍛錬するのか?と最初は思っていたくらいだ。
だが蓋を開けてみれば、咄嗟の思いつきが無ければ命の危険があった。
自分がきちんと前に見た書物の知識を覚えていれば、もしかしたらこんなに苦労はしなかったのかもしれない。
そう思えば、尚更だ。

真之介とのことに決着をつける為にも、そして真実を見据える為にも、もっと自分は成長しなければならない。
タクトは改めてそれを思い知った。

「あいやあ、タクトが戻って来たね」
「無事に鍛錬を終えた様じゃな」
「てことは、バカ王子がやっぱり最後か…ったく、世話が焼ける」

…ここは、物理的な力や、魔法の鍛錬だけを課す場所ではないのだな。
ここで少し成長できた姿、絶対にじいちゃんに見せてやりたい。その為にも、戦いが終わったら絶対に癒しの里に帰るぞ。

仲間たちの元に戻りながら、タクトはそんなことを思い…左腕につけられた腕飾りの存在をしっかりと感じていたのだった。


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